色が取れやすい炭酸ガスレーザーも念頭におこう

タトゥー、いわゆる刺青は、どちらも皮膚の深い部分を傷つけて、そこにインクを染み込ませています。その方法としては手彫りと機械掘りがあり、インクの浸透性もそれぞれ違います。機械彫りの場合は比較的浅い部分に、手彫りの場合はより深い部分に入り込みます。皮膚を傷つけて、そこに色を入れているのですから、完全に除去することは難しいでしょう。消えるというより、傷を薄くすると考えてください。完全に消えます、というクリニックの言葉は鵜呑みにしてはいけません。除去方法として、レーザー治療か外科的治療に大きく分かれますが、外科的治療は最終手段と考えてください。一般的なレーザー治療の場合は、黒・紺・青・茶は消えやすいです。しかし、黄色や赤・白といった色はなかなか消えにくいです。レーザーは皮膚部分を焼くので、小さなやけどと同じと考えてください。一度に行うと、体への負担は大きいでしょう。時間をかけても数回に分けて行うほうがいいです。ある程度きれいになったけれど、部分的に気になるようであれば、炭酸ガスレーザーを考えてみてください。こちらは傷痕は多少目立ちますが、色自体は取れやすいです。ほかのレーザー治療よりやや強いものですが、どうしても気になるようであれば考えてみてはどうでしょうか。どれを選ぶにしても医師との相談は必須です。除去前に肝炎ウィルス・HIV・梅毒の検査が必要ですので、前もって行っておくと早く手術に入れることでしょう。